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やっと、東方っぽくないグリムなお話を書けた。
でも、キャラが崩壊している。お話のためとはいえ、少し、疲れる。
元ネタは『糸つむぎ三人女』

・何らかの形でルーミアを出す。
・結末などが改変されることがある。
・もちろんグロ描写があることもあります。
・基本的にグリムのお話に沿ったものである。
・能力などの使用を、都合の良いように禁止する。


配役
なまけものの娘:ルーミア!ヒロイン!ルーミア!
お母さん:萃香
お妃:輝夜
三人女:幽香・紫・幽々子
王子:霖之助
麻:妹紅


 むかしむかし、なまけものの妖怪がいました。名をルーミアというこの妖怪は、人を襲
うのを面倒くさがって、人を攫う妖怪の代名詞である鬼の萃香が、いくら話して聞かせて
も、どうしても人を襲おうとしません。
「ほら、いいところに、人間がいるじゃないか」
「えー、面倒くさーい」
と、いった感じで面倒くさがります。とうとう、あるとき、萃香はすっかり腹をたてて、
ルーミアをバシガシドッグォオンといった感じに殴り蹴りますと、ルーミアはあっさりと、
スペルカードセット状態になりました。
 ちょうどそのとき、永遠のお姫さま輝夜が、通りかかりました。特に珍しくもありませ
んが、争いの音が聞こえたので、気まぐれに様子を見にいきました。そして、圧勝してい
る萃香に聞きました。
「やりあってる音が聞こえたんだけど、弱いものいじめは感心しないわね。どうしてそん
なに、いじめてるの?」
 すると、萃香は、鬼の知り合いが、こんななまけものと知られるのが恥ずかしかったの
で、たまにしかつかない嘘をつきました。
「ルーミアが、人間を食べ過ぎるのよ。人間が減ると、鬼である私の攫う対象がいなくな
るでしょう? それなのに、ルーミアは、人を食べるのをやめようとしない」
 すると、輝夜は答えました。
「今どき珍しい妖怪ね。うちの近くに、食べてほしい人間がいます。いますぐ、ルーミア
を、私の屋敷によこしなさい。悪いようにはしないわ」
 萃香は、なまけものが同類にいるのを、こころよく思っていなかったので、潔く承諾し
ました。そういうわけで、輝夜は、ルーミアをつれて帰りました。道中で、食べてほしい
という人間を見せて、言いました。
「あの人間、妹紅って言うんだけど、あれを食べてほしいの。文字どおり、手を焼いてい
るのよ。ただの人間だと思って、甘く見ない方がいいわ。食べられたら、私の一番上の息
子を、あなたのお婿さんにしてあげる。あなたがどんな身分だろうと、そんなことは関係
ないわ」
 ルーミアは、心のうちでぎょっとしました。なぜって、あの人間はとても手ごわく、死
なない人間と噂されている妹紅だったからです。
 一人きりになると、ルーミアは呆然として、考えるのも面倒くさいので、いつも通り、
まったり過ごしていました。
 三日目になると、輝夜がやってきましたが、全く行く気がないのを見ると、びっくりし
ました。ルーミアは、「どうやって食べてやろうか、悩んでいるのよ」なんて、言い訳を
しました。輝夜は、それは最もな悩みだと思いましたが、でも、出ていくときには、言い
ました。
「後、三日以内にお願いするわ。そろそろ、満月だから」
 満月と、妹紅の存在が、どう関係するというのでしょうか。それでも、またひとりきり
になると、ルーミアは、もう、どうするのも面倒くさくなって、相変わらずのんびり過ご
していました。すると、襖の向こうから、三人の女が入ってきました。一人はいじめっ娘
妖怪・幽香で、一人はうさんくさい妖怪・紫で、一人は春満開の亡霊・幽々子でした。
 三人はルーミアを見て、「なんで、そんなにのんびりしてるの?」と尋ねました。ルー
ミアは、「食べられなくても、まぁ、どうでもいいじゃない。困るわけでもないし」と答
えると、「暇だし、私たちが手伝ってあげましょう」といって、こう話しました。
「あなたが、私たちを婚礼に呼んでくれて、私たちのことを恥ずかしがらずに、ちゃんと
『お姉さん』と呼んでくれるなら、やってあげましょう」
 そこで、ルーミアは言いました。
「やってくれるなら、それぐらいお安い御用だわ」
 そして、早速、妹紅を食べに行きました。三人は妹紅の前に立つと、言いました。
「暇つぶしに、食べられてちょうだい」「また刺客? 懲りないわ……三人?」
 それはそれは、地獄絵図のごとくでした。紫が結界を張り、幽香が肉体を吹き飛ばし、
幽々子がすかさず食べる。それが小一時間続くと、とうとう再生しなくなりました。「た
ぶん、違う場所で再生しているんでしょうね」「とりあえず、約束は守ったわ」「私、結
界張ってただけじゃない」「そーなのかー」
 そうして、三人は帰っていきました。早速、ルーミアは輝夜に報告すると、輝夜は大喜
び。急いで、婚礼のしたくをいいつけました。王子である、霖之助は、ただ輝夜の命令で
動かされてるだけで、できるだけ自分に被害がないように動こうと、思っていました。と
りあえず、普通に接して、普通に返答がくれば、理想だと思い、ルーミアを褒めました。
「あの妹紅を食べたんだって? 君はすごい妖怪なんだね」
 そこで、ルーミアは言いました。
「そんなことより、私には、お姉さんが三人いるの。そのお姉さん方を、婚礼に呼びたい
わ。いいよね?」
 霖之助は、褒め言葉を気にしない、お姉さんを大事にする謙虚な性格と受け取り、言い
ました。
「だめなんて言うわけないじゃないか」
 さて、いよいよ婚礼の祝いがはじまると、あの三人の女が、へんてこな衣装をつけて、
ぞろぞろやってきました。そこで、ルーミアは言いました。
「お姉さんたち、ありがとう」
 いじめっ娘・幽香が言います。
「いじめられたら言いなさい。いじめ返してあげるわ」
 うさんくさい妖怪紫が言います。
「隠れたかったり、いたずらしたくなったら言いなさい。私もやるわ」
 春満開の亡霊・幽々子が言います。
「人があまったら言いなさい。私が残らず食べるわ」
 霖之助は、たまげました。
「いじめすぎたり、うさんくさくなったり、食べ過ぎると、こうなるのか。ルーミアには、
できるだけ、静かに暮らしてもらおう」
 というわけで、ルーミアは、面倒くさい人間狩を、しなくてすむことになりましたとさ。


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