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変なネタが浮かんだから書いてみようと思った。
自分には向いてないと思った。

「何かイベントをやりましょう」
「どんなイベントですか?」
「そうね……たまには私が考えるんじゃなくて、咲夜が考えてみてよ」
「わかりました」
「楽しみにしてるわ。期限は一週間以内」
「他に条件は?」
「ないわ」
「お任せください」



 紅魔館内にある大きな部屋。かなりの人数が収容でき、舞台装置まで設置されているこの部屋は、パーティー用の部屋として機能しているのだろう。壁や地面、天井に至るまで様々な装飾が施してあり、興味のない普通の者でも溜息を漏らすぐらいの仰々しさがあった。しかし、現在この部屋にいる者たちはそんな程度で溜息を漏らさないぐらいに普通ではない。さらに、折角の大きな部屋にはテーブルがいくつか置かれているだけで、舞台装置も放置されている。
 そんな経済的、空間的に無駄が溢れたある種の異様な部屋には、やはり異様な雰囲気が満ちていた。
「こんばんは。進行役の射命丸文です」
 烏天狗が棒状の物を手に持ちながら進行役と名乗る事により、雰囲気は益々異様さを増すことになる。

 レミリアは長細いテーブルを前に座っていた。テーブルの上には何も置かれておらず、見世物を見ている訳でもない。ただ座っているだけである。これから何が起こるのかは楽しみではあるが、こんなに大人しくしていようと思うのは珍しい事だ、とレミリアは考えていた。恐らくこのへんてこな状況のせいだろう。レミリアは状況を再確認するかのように、周りを見る。
 レミリアのテーブルは幽々子と共有しており、二メートルほど横の椅子にちょこんと幽々子が座っている。このテーブルの前面をやんわりと包囲するように四つのテーブルが設置してあり、一つのテーブルに二人ずつ座っている。左から順番に、パチュリー・ルーミア、美鈴・妖夢、霊夢・フラン、魔理沙・アリス、のそれぞれのコンビが席についている。レミリアのテーブルと包囲するテーブルの間に文が立ち、手に持っている棒をくるくると回している。
 気づけば、その様子を全員が黙って見つめていた。進行役という発言が気になってはいるが、なんとなく質問するのを躊躇っている、または面倒くさいから話しだすのを待っているように見えた。見つめる意味が違えど、結局は全員が、文を見つめている結果に変わりはなかった。

 文が棒を回すのを止めた。規定回数を回し終えたか、体内の時計のカウントがゼロになったのだろう。「何の為に呼ばれたのか? 何をする為に集まったのか?」文が演技がかった動作と声で言う。「知らない方もいると思いますので、簡単に説明させていただきます。短い説明ですので質問は終わってからお願いします」文が承諾を得られたか確認するように全員を見る。説明の短さと質問のタイミングの因果関係が分からないのか、フランが文を睨んだが、華麗にスルーして話を再開する。
「まずこちらのお二方は、ある食べ物を食べていただきます。そして向かいの方々にはその食べている光景を見ていただきます。なぜ見るのか? それは食べている光景を十点満点で採点してもらうためです。お二方はいかにある食べ物をうまく食べるかを競っていただく訳です。説明はこれだけです。なお、この場のセッティングは全て咲夜さんがしました。それでは、質問がある方は挙手してください」文がさっきとは違う意味を込めて全員を見る。
 誰も手を上げないのを見て、おずおずと美鈴が挙手する。「採点するのは一人一つずつなんですか?」文が首を振る。「いいえ、採点はコンビで一つです。つまり四十点満点ですね。点数については、話し合うなどお好きにどうぞ」


レミリア「カリスマ溢れる食べ方をしてみせるわ!」
幽々子「くるくるくる~っと」
妖夢「幽々子様SUEEEEEEE!!」
レミリア「くっ! 負けたか!」
審査員「幽々子の勝ち」
文「ここでチャンピオンの入場です」
チルノ「任せなさい!(ハムッハフハフッハフッ)」
文「九点九点九点九点……チルノ選手の優勝です!」
幽々子「なぜ!?」
パチュリー「くだらないからルーミアに任せた」ルーミア「おいしそうに食べてたから」
美鈴「ルーミアと同じ」 妖夢「同じく」
霊夢「馬鹿」 フラン「よくわかんない」
魔理沙「ああ、最強だな」 アリス「そうねぇ」
咲夜「たまにはひたすら味を求めて食べるのもいいものですよ?」
レミリア「うっさい」
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