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 漫画“銀と金”を読んで気になったこと。
 人を殺せば5000万円もらえる依頼があり、この殺人は無罪が保証されている。この依頼を断ることから物語が展開されていくのですが、なぜ断るのが正解なのか、という違和感が残りました。それについての記事です。
 なお、この依頼内容が本当か、事後に何も害はないのか、そういうことは考えません。

 断るのが正解という理屈は、だいたいこういうことらしい。「欲の為に人を殺してかまわないという奴は、金を積まれればなんでもやるという事であり、簡単に仲間を売る」、「金の圧力を押しのけ自分の内にある何かに従う。金に無抵抗な者ではなく、金より上に人をおき、自分の頭で考え動ける人間」、つまり『卑』である。
 これはあくまで理由の一部であるが、今回の話題はここが問題なのである。
 上記の理屈が理解できないわけではない。殺人を駄目と考えているのに、金でその考えを覆す奴は、同じ理由で仲間を殺すだろう。考えた上で金を取るのなら、金>人という価値観を持っていることになり、結局は金の圧力に屈する奴ということだろう。

 まず、1つ目の意見について考えてみよう。これは、金の為に人を殺す奴は、金次第で何でもやるのか? ここが問題なのだ。この場合、『仲間>金>他人』という式を持つ人はこれに当てはまらない。

 つぎは、2つ目の意見だ。金に従うのではなく、自分に従うこと。金より上に人を置くこと。この二点が問題になる。前者の回答は1つ目の意見と似ている、『自分=仲間>金>他人』ということだ。後者はどうだろうか。人といえど様々な種類がある。さきの式でも、『人=人>金>人』という意味になる。全ての人を金の上に置け、ということはあり得ない。それはつまり、完全なボランティアな人間ではないだろうか。

 さて、自分の内にあるものを信じ、罪を犯してまで欲を達成しつつ仲間を裏切らない。このような人間は『卑』なのだろうか?


 よ~くよく考えてみれば、おかしいことが書いてあるのが判ると思います。
 判らない人は、銀と金を読めば良いと思います。

銀と金 (1) (双葉文庫―名作シリーズ)銀と金 (1) (双葉文庫―名作シリーズ)
(2005/12)
福本 伸行

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